ストレス発散でやってはいけないこと

やってはいけないこと

趣味に打ち込む・友人と遊びにいくなど・旅行計画を立てるなど、ストレスの発散方法は千差万別です。しかし、自分では良かれと思って行っているストレス発散方法がかえってストレスを溜める原因になる場合もあります。このページでは、NGなストレス発散方法を紹介しているので、ぜひご参考ください。

やけ食いをすること

美味しい食事を楽しく摂ることは、ストレス発散になります。しかし、お腹が苦しくなるまで食べすぎてしまうのはNG。暴飲暴食は内臓へ負荷をかけてしまい、十分な睡眠が取れなくなります。そして、睡眠不足に陥ると食欲を抑えるホルモンが減少。食欲が増してまた過食を繰り返すという負のスパイラルに陥ってしまいます。

また、食費による経済的な負担も増すため、ストレス発散どころか余計に溜まってしまう危険性があるのです。食べるという行為は、ストレス発散目的で行うのではなく「頑張った自分へのご褒美」として楽しみましょう。

過度な飲酒

「お酒を飲んでスッキリした」という感覚を覚えた方もいるのではないのでしょうか。実は、アルコールには脳の興奮を落ち着かせる物質を活性化させる効果があるので、ストレスを発散したかのような感覚になってしまうのです。しかし、最初は少量でスッキリできても、体は次第にアルコール耐性ができてしまいます。すると、スッキリ感を欲して次第にアルコール摂取量が増えて、依存症に陥ってしまうケースがあるのです。

しかし、適度な量であれば、リラックス効果が得られるのは確かです。厚生労働省のデータによると、ビールなら500ml(中瓶1本)・清酒180ml(1合)・ワイン120ml(1杯)が適量と言われています。節度を守りながら楽しむことが大切です。 ただ、アルコールには深い眠りを妨げてしまうので注意が必要。飲むのは寝る4時間前までにしましょう。

寝すぎること

「面倒なことは寝て忘れてしまおう!」と睡眠でストレス発散をする方もいるでしょう。確かに睡眠は、心と体の疲れを回復してくれます。ただ、寝過ぎると体が倦怠感を覚える・肩こりや腰痛など、体調不良の原因になってしまうのです。また、自分が想定していたよりも遅めの時間に起床すると「こんな時間まで寝てしまった…」と気分が下がってしまう場合があり、メンタル的にも良くありません。寝る時間を増やしたいときは、早めに寝て睡眠時間を確保する・もしくは睡眠時間はそのままにして昼寝で補うのがおすすめです。