仕事や私生活において、ストレスを溜めやすいのはどんなタイプの人なのかについて、リサーチしてまとめています。当てはまる場合は、ケアするようにしてくださいね。
特徴1.イライラしがちなせっかちタイプ
せっかちなタイプの人は、イライラを溜めやすい傾向にあります。せっかちタイプの特徴は以下です。
- 時間を無駄にすることが許せない
- やることが多く時間に追われている
- 競争心が強い
できるだけ効率よく動きたいと考えているせっかちタイプの人は、自分が予定通りに動けないとイライラしてしまいます。また、他人に対しても厳しくなりがちです。自分のスピードが当たり前と考えているため、スムーズに仕事ができない人に対して厳しい言葉を発してしまうこともあるでしょう。反面、競争心が強く効率よく仕事をするため、会社では評価を受けやすいタイプとも言えます。
一人で仕事をする職業であれば問題はありませんが、仕事にはさまざまな人が関わるもの。折り合いの付け方を身に付けないと、他人のペースに振り回されているように感じ、ストレスを感じ続けてしまいます。
特徴2.何でも引き受けがちないい人タイプ
いい人タイプは、落ち込みやすい傾向にあります。いい人タイプの特徴は以下です。
- 頼まれると断れない
- 嫌なことがあっても表に出さない
- 感情の起伏が少ないと言われる
人間関係で波風を立てたくない、自己主張が苦手ないい人タイプの方は、嫌なことがあってもぐっと我慢して受け止めてしまいます。職場で嫌なことがあっても、家に帰ってから「ああすればよかった」と後悔することも少なくないいでしょう。そうした後悔が積もるとストレスも大きくなっていきます。
言い換えれば忍耐強いタイプなので、地道に自己実現に向けて行動できるポテンシャルを秘めていますが、断れない性格のため他人に体よく使われてしまうことがあります。
勇気を出してNOを伝えるのも手ですが、少し打算的になってNOと言わずに済む状況を作り上げるのも不安を減らす1つの手。また、嫌な気持ちに蓋をせずに「あれは嫌だった」と向き合うことも大切です。
性格ではなく行動を変えてみる
考え方や性格を変えるのにはとても時間がかかります。そこで、ストレスを溜めやすい特徴から脱するのにおすすめなのが、「行動を変えること」です。
例えば、「イライラしてつい厳しい言葉を発してしまう」という行動に悩んでいるなら「イライラしててもありがとうと言う」と変えてみましょう。「落ち込むと休日は家からでない」なら「落ち込んだら散歩にいく」といったように、自分の行動パターンを知って、ちょっとずつ変えてみます。ポイントは、生じた感情はそのままな点です。
初めはうまくいかないかもしれませんが、行動をコントロールする術を身につけることによって、感情の持って行き方も身についてきます。すると、イライラや落ち込みとの向き合い方が変わってくるので、ストレスに強くなっていくでしょう。