上手なストレスとのつき合い方

つき合い方

仕事や人間関係など、日常生活を送るうえでストレスは付き物。とはいえ、ストレスを溜め込み続けるのは心と体に毒です。環境や心理によるさまざまな外的刺激で受けるストレスを溜め込まないように、対処する必要があります。
ここでは、ストレスとの上手な向き合い方について紹介します。ストレス発散が苦手な方・できていないという方は、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。

自分のモヤモヤを書き出す

漠然とした不安や焦りなど、抱えているモヤモヤを紙に書き出してみてください。これは「筆記開示法」というストレス解消方法の一つ。自分のネガティブな部分を周りに見せずに済むのがメリットです。
さらに、その時の悩みや不安を物理的にアウトプットすると、自分の状態を客観視できるようになります。そこからストレスの原因が見えてくるでしょう。原因を可視化できれば対処方法も考えられるようになり、問題の解決が期待できます。

ストレスの元を考えない時間をつくる

例えば「明日は会議の準備をしなきゃいけない」「取引先に連絡しないといけない」など、家にいても仕事のことを考える方もいるでしょう。これでは、オフの時間も仕事をしているようなもの。ストレスが溜まる一方です。
「仕事のことを考えるのは職場で」といったように、ストレス元のことを考えない時間をつくることが、上手なストレスとの向き合い方のコツです。

メンタルトレーングを行う

ストレス耐性を高めたい・メンタルを強くしたいといった場合は、メンタルトレーニングがおすすめです。メンタルトレーニングとは、自分の感情やメンタル・集中力を強化すること。結果を出すことが求められるスポーツ選手も実施している方法です。

1分でできるメンタルトレーニング

ハイパワーポーズをする

腰に手を当てて仁王立ちのポーズをとりましょう。強そうなポーズをすると、自信を高めるテストステロンが増加。ストレス耐性の向上が期待できます。

軽く運動をする

移動時はできるだけ階段を使う・1駅分歩くといったちょっとした運動を心がけましょう。
ストレスを抱えている時に注意したいのが睡眠の質の低下です。程よく肉体に負荷をかけることで、睡眠の質を上げてストレス耐性の強化を図ります。

他人に良い行いをする

ストレスが溜まって気分が落ちているとき、自己肯定感が下がっている場合があります。
そんなときにおすすめなのが、他人に親切にすること。「仕事を手伝う」「迷っている人がいたら道案内をする」など内容は問いません。良い行いをすることで、「自分はちゃんと人の役に立っている」と自己肯定感が高まり、ストレス軽減につなげられます。